野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は7月9日、2020年7月1日時点の首都圏「住宅地価格」の動向調査結果を発表した。2020年4~6月期の住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で▲(マイナス)0.7%(前回▲0.0%)となり、2四半期連続のマイナスとなった。
首都圏エリア調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が1.8%(前回3.6%)、「横ばい」を示した地点が72.0%(同91.7%)、「値下がり」を示した地点が26.2%(同4.8%)となり、値上がり地点と横ばい地点が減少、値下がり地点が増加となった。
エリア別の変動率は、東京都区部が▲0.4%(前回▲0.0%)、東京都下▲1.9%(同0.1%)、神奈川▲0.4%(同▲0.1%)、埼玉▲0.8%(同0.0%)、千葉0.0%(同0.0%)。
年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均が▲0.5%(前回0.3%)となり、2013年10月以来のマイナスとなった。調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が8.9%(前回13.1%)、「横ばい」を示した地点が64.3%(同76.8%)、「値下がり」を示した地点が26.8%(同10.1%)となり、値上がり地点と横ばい地点が減少、値下がり地点が増加した。
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