国土交通省が12月27日に発表した11月の新設住宅着工戸数は前年同月比0.3%減の7万2635戸だった。3カ月連続で前年を下回ったが、季節調整後の年率換算値は前月に比べ9.1%増加し、84.5万戸だった。3カ月ぶりに80万戸台を回復した。
持家は2万5849戸で、前年同月に比べ5.1%減少したが、年率換算値は前月比1.8%増の30.2万戸と、3カ月ぶりに30万戸台を回復した。分譲住宅の一戸建ては前年同月比2.6%増の9751戸と、3カ月ぶりに増加に転じた。分譲マンションは前年同月比24.5%の1万1105戸と2カ月連続で増加した。