国土交通省は7月7日、建設現場の生産性向上を目指すi-Constructionと、統合イノベーション戦略を受けて実施する2020年度「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」において対象技術の公募を開始した。
公募対象技術は、(1)AI、IoTを始めとした新技術等を活用して土木又は建築工事における施工の労働生産性の向上を図る技術、(2)データを活用して土木工事における品質管理の高度化等を図る技術。
公募対象者は、同省等の発注工事を受注している建設業者を含むコンソーシアム。そのほか、コンソーシアムの構成員に、「測量・調査・設計業務を行う企業、計測機器メーカー」、「IoT・AI・ロボット等の技術開発・情報システム設計・運営等を行う企業、大学・研究機関等」のいずれかを含むことなどが求められる。
公募締め切りは8月7日。審査結果公表・通知は9月中下旬を予定する。採択された技術は、同省等発注の既契約工事の建設現場において同年度に試行する。
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