三栄建築設計(東京都新宿区)は7月3日、主力事業である戸建て分譲住宅事業の3~6月の直近3カ月の契約棟数が前年同期比117.2%、契約金額は同118.7%とそれぞれ伸長したと発表した。
緊急事態宣言による外出自粛で顧客との商談機会は大幅に減少したものの、家族がそろって過ごす時間が増えたことや、テレワーク(在宅勤務)を推奨する企業が増えたことにより、住宅の在り方を見直す客が増え、戸建住宅の需要が高まった。
加えて、「同じ家は、つくらない」というポリシーのもと、ワークスペースの設置や室内で楽しめるボルダリング付きの壁、BBQやガーデニングなどが楽しめる広いバルコニーなど、家で楽しく過ごせるようなライフスタイル重視の設計、提案が顧客のニーズに応えられており、業績のプラスにつながったとしている。
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