住宅業界のご意見番・野辺公一さんによるコラム連載を毎月30日号でお届けします。
業界と工務店の今は、そして未来は、野辺さんの窓からどんなふうに見えるのか―。
硬軟織り交ぜながら、客観的な視点で切り取っていただきます。
vol.1 灼熱とマスクとヘルメット
まだその話題ですか。コロナ禍の状況から、ウィズコロナ、ポストコロナへと工務店的課題は移っている、という話になっているのだが、波頭にうまく乗ることができている工務店の数は限定的だ。
ウィズコロナと一口に言うが、その対応が最も困難な状況下にいるのが生産現場職たちである。
誰も体験したことのない新型コロナの感染の先行きが見えない中で、異常気象下の真夏を迎える。事務職であれば、取るに取れないマスク、という負荷を掛けて会社にたどり着き、快適なエアコン環境下で仕事に。しばしシャツの襟元をパタパタとしていれば汗は引く。
だが、現場職たちは日中猛暑にさらされる。ヘルメットさえつい脱いで、タオル巻きをしてしまいがちだ。だが、ヘルメット着用は労災事故0化の必須条件。
さて、ここに初めてマスク着用を義務化して感染予防に当たるという、現場仕事の新しい作業心得的なものが加わってきたこととなる。
しかも、現場職たちは大工も含めて・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 6月30日号』に掲載しています
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