国土交通省は6月30日、2019年度の住宅性能表示制度の実績を発表した。新設住宅着工戸数に対する設計住宅性能評価書の交付割合は前年度比1.6ポイント増の27.7%。4年連続増で過去最高となった。
新設住宅着工戸数88万3687戸のうち設計での評価書交付は24万5156戸で、対前年比で割合は増加したが、戸数は1.6%減だった。設計住宅評価書交付のうち戸建ては1.7%増の12万9208戸、共同住宅等は5.0%減の11万5948戸だった。評価書交付のうち建設(新築)は5.3%増の19万9275戸、建設(既存)は28.2%増の400戸だった。