建築基礎・地盤技術高度化推進協議会(東京都千代田区)は、今年4月1日の法人登記、5月28日の総会を経て、「一般社団法人建築基礎・ 地盤技術高度化推進協議会」として活動を開始した。昨年の設立以降5社が加わり、全58会員(正会員38社、学識会員20名)による新体制となった。
同協議会は、基礎杭、改良地盤、造成地盤の合理的な設計、安定した施工と信頼性の確保、健全な技術開発とその活性化、建築活動の適正化に資することを目的として設立。以降、建築基礎・地盤として3分野7課題の研究開発等の事業を進めてきた。
主な課題では、(1)基礎の2次設計対応として「異種基礎の上部構造設計技術の研究開発」、(2)既存杭の処理技術の研究開発として「既存杭撤去に伴う周辺地盤への影響検討等」、(3)基礎杭などの施工管理に関する研究開発として「根固め改良体の品質管理指針等の検討」などに取り組む。
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