国土交通省は6月25日、今年5月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.1%の不足となり、不足幅は前月から0.2ポイント拡大。東北地域では過不足率0.0%の均衡となり、不足幅は前月から0.2ポイント縮小した。
職種別の状況では、型わく工(建築)、鉄筋工(建築)以外の職種で不足となった。不足が最も大きかったのは配管工(0.8%)だった。地域別では、東北、四国、沖縄で均衡、北陸、中部、九州で過剰、北海道、関東、近畿、中国で不足となった。不足率の最大は北海道(2.5%)、ついで中国(0.6%)、近畿(0.3%)、関東(0.1%)となった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、5月10日~20日までの期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1828社の手持現場8677カ所、一般工2万7301名を対象として調べたもの。
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