東京電力グループの電力会社であるPinT(ピント、東京都千代田区)と、テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ(東京都港区)は6月25日、 PinTが提供する賃貸管理会社向け業務効率化サービス「PinT with 賃貸」と、イタンジが提供する不動産リーシング業務のワンストップサービス「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」を連携させたと発表した。7月から賃貸管理会社2社で連携サービスの運用を開始する。
「PinT with 賃貸」は、専用のクラウドシステムを活用し、入退居の都度発生していた電気の契約切替手続きを簡素化し、1部屋ごとに支払う必要があった電気料金の支払いを一括にまとめられる賃貸管理会社向けの業務効率化サービス。「ITANDI BB」は、物件検索から内見、入居申込、契約、更新、退去手続きまでを一気通貫でサポートする、不動産リーシング業務のワンストップサービス。
両サービスの連携より、賃貸管理会社は「ITANDI BB」上で内見日を入力するだけで電気を利用でき、新たな入居を機に行う電気の解約手続きを含め、電力会社への電話での契約申込が不要になる。また、全物件分をまとめた請求書が発行されるため、支払処理のコストを大幅に削減できる。
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