大東建託(東京都港区)は6月25日、筑波大学システム情報系社会工学域近未来計画学研究室の谷口守教授と、同社賃貸未来研究所・AI-DXラボによる「モビリティ・イノベーションと居住環境向上に関する共同研究」を6月から開始したと発表した。自動運転サービスの事業化に向けた基礎的な研究に取り組むもの。
共同研究にあたっては、大東建託グループが管理する賃貸建物の地理的な分布や入居者属性等のデータと、筑波大学近未来計画学研究室が蓄積する都市計画、公共交通、自動運転に関する研究内容を活用する。これらを組み合わせ、サービスの構築や事業化に必要な検討項目を洗い出し、サービス提供地域の選定、収益性、地域社会・自治体に与える影響等、具体的な事項について共同研究を進めていく。
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