不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は6月23日、現在一人暮らしをしている全国の20代の社会人男女414名を対象に実施した「“一人暮らしの社会人が幸せに暮らすために必要な住まいの条件”調査 2020」(調査期間=3月19~21日)の結果を発表した。
現在の住まいの「間取り」と、一人暮らしの社会人が幸せに生活するために最低限必要だと思う「間取り」を聞いたところ、現在の住まい・最低限必要ともに「1K」がトップだった。最低限必要な家の「広さ(延床面積)」は53.4%が「20m2以下」と回答した。
現在の住まいの入居時の「築年数」と、最低限許容できると思う入居時の「築年数」を聞いたところ、現在の住まいでは平均14.4年、最低限許容では平均18.6年と、最低限許容が4.2年上回った。分布でみると、築浅(「新築」「5年以内」)しか許容できない人は11.5%だった。
現在の住まいにある電化製品・家具と、最低限必要だと思う電化製品・家具を聞き、そのポイント差を調べたところ、最も差が大きかった電化製品は「アイロン」、家具は「テレビ台」だった。また、電化製品で「テレビ」を現在持っている人は78.3%だったのに対し、最低限必要だと思う人は59.4%にとどまった。
そのほか、最低限必要なものしか持たない生活をする「ミニマリスト」であるかを聞いたところ、24.4%が「はい」と回答した。また、「ミニマリスト」になりたいか聞いたところ、38.9%が「はい」と回答した。
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