国土交通省は12月20日、住宅賃貸借の標準的な雛形として利用されている「賃貸住宅標準契約書」の改訂案を公表した。主な改訂内容は、反社会的勢力の排除に関する項目の新設や、明け渡し時の原状回復の内容の明確化など。2012年1月13日(17時)まで一般からの意見を募集している。集った意見について検討したうえで、同2月中に公表する予定。
改訂案などは、同省のホームページで確認できる。
「定期賃貸住宅標準契約書」、「サブリース住宅原賃貸借標準契約書」、「終身建物賃貸借標準契約書」、「サービス付き高齢者向け住宅事業の登録制度に係る参考とすべき入居契約書」についても、改訂を予定している。
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