三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は6月19日、新築分譲マンションに初めて同社独自の全館空調システム「新マンションエアロテック」を導入すると発表した。物件は「ザ・パークハウス 鎌倉」(神奈川県鎌倉市、総戸数23戸)で、6月20日から完全予約制で事前案内会を開催する。
「新マンションエアロテック」は通常の住戸であればコンパクトな1台の室内機で、温度調整と換気も行う。二重床下の空間をダクトに代わる空気の経路としている。部屋ごとの温度にムラがなく、ヒートショック防止に効果的。室内の熱や冷気を逃さない全熱交換型換気システムも導入する。オプションで浮遊ウイルスを除去する「エアロテック-UV」や、外部からスマートフォンで各部屋の温度設定ができる「リモート操作」などを用意している。
三菱地所レジデンスではこの全館空調システムを東京都目黒区で計画中の物件にも導入する方針という。
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