事故物件総合取り扱いサイト『成仏不動産』を運営するNIKKEI MARKS(神奈川県横浜市)は6月15日、事故物件マッチングサービス『高齢者と外国人と事故物件オーナーのための賃貸MATCHING』を開始した。
同サービスでは、独自の審査基準と保証を用意し、同社がサブリースの形で間に入ることで物件オーナーと入居者の双方のトラブル回避をはかる。これにより、住まいを借りづらく困っている高齢者・外国人の入居を後押しする。サービス対象エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県。
同サービスを利用することで、事故物件オーナー側では入居対象者の幅を広げることで入居率が向上する。また、同社がサブリースで間に入るためトラブルや入居者対応の手間を省くことができる。高齢者・外国人側では、同社独自の審査基準によって入居できる確率が上がるほか、孤独死保険や多言語サービス、見守り電気を利用することで入居後のトラブルを防ぐことができるという。
同サービスを利用するには、「おまもりサポート」の利用が必要。利用料金は、高齢者・外国人が月額3980円、事故物件オーナーが同980円。なお、高齢者・外国人の利用には、月々の家賃、敷金、鍵交換等の初期費用の他に、初回利用料として家賃の2ヵ月分が必要となる。初回利用料には保証料、家財保険料が含まれる。物件オーナーの利用料金は2021年3月末までのキャンペーン期間中無料となっている。
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