奈良・京都南部で注文住宅・リフォーム・リノベーション・不動産を手掛ける楓工務店(奈良市)は、新型コロナ感染症拡大の影響による、新入社員の自宅待機の長期化やモチベーションの低下などへの対策として、新たな社内コミュニケーションツール「おもいやりラジオ」を開始した。
「おもいやりラジオ」は、ウェブミーティングツールZOOMを使ったオンライン飲み会の新しい活用法で、女性社員二人がDJに扮して届ける社内向けの「ZOOM Radio」。毎週火曜日の夜に1時間開催し、事前に募集した新入社員による悩み相談や先輩社員への質問を紹介するほか、リスナーである参加社員からリアルタイムで質問も受け付ける。
同社では新型コロナ以前から、先輩が積極的に新人教育に関わる社内文化が根付いており、新入社員の“わからない”をフォローするマニュアル動画や、一人前になるための成長カレンダー「ステップリスト」の作成などに取り組んでいる。また、新人の心に寄り添う「メンタートレーナー制度」も設け、定期的に面談を実施。コロナ禍の自宅待機でも、時間割に沿った相談タイムやオンライン昼食などを設け、出社時と変わらない形の交流を続けている。このほど、入社7年目の女性社員の発案により、新たな交流の形である「おもいやりラジオ」を開始した。
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