マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、17回目となる「マンションのブランド」 に関する調査を実施し、その結果を発表した。マンション購入経験者・意向者に対し、価格や間取り、仕様や立地などの条件がほぼ同じ場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいかを聞いたところ、「一戸建て」が54.9%、「マンション」が21.1%だった。中部や四国では「一戸建て」が7割弱となった。
マンションに住みたい理由としては、「セキュリティが充実している」が居住意向者の5割で最多。次いで「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」、「設備が充実」、「機密性、 断熱性が高い」が各4割台となった。
マンション購入時の重視点を聞いたところ、「最寄り駅からの距離」が65.7%で最多だった。「生活環境の利便性」、「日当たり・採光」、「間取り」が各6割前後で続いた。女性の回答数が男性を上回る項目が多く、「日当たり・採光」、「住居の向き」、「生活環境の利便性」、「地域の治安」、「間取り」、「収納スペース」などは特に男女差が大きくなった。
マンションブランドの認知度を調べたところ、「ライオンズマンション」が5割、 「プラウド」、「ザ・パークハウス」が各4割弱、「グランドメゾン」が3割弱だった。駅からの距離、価格や間取りなどがほぼ同じ場合、住んでみたいと思うマンションブランドを聞いたところ、「プラウド」が8.0%、「ザ・パークハウス」が5.6%、「ライオンズマンション」、「グランドメゾン」が約4%となった。
調査期間は5月1日~5日。10代~70代の男女1万310人を対象に、インターネットアンケートを実施。
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