環境省は12月13日、家庭に対し省エネアドバイスなどを行う「うちエコ診断」を試行的に実施する民間企業などを支援する対象事業の採択結果を発表した。応募数は合計14件で、うち5件を採択した。
「うちエコ診断」を自社のサービスに組み込んで実施する事業者には、エコワークス(福岡県福岡市)と、セコム(東京都渋谷区)が選ばれた。 また、「うちエコ診断」を自社のサービスとして展開することを想定した検証を実施する事業者には、生活協同組合連合会ユーコープ事業連合、LIXIL(東京都千代田区)、パルシステム生活協同組合連合会が選ばれた。
工務店として唯一選ばれたエコワークスの事業では、同社が建築した住宅の定期点検やメンテナンス(維持管理)事業と「うちエコ診断」事業の相乗効果と関連性を検証。あわせて、同社が所属する全建連(全国中小建築工事業団体連合会)の工務店ネットワーク「JBN」の会員工務店1700社での事業化の可能性も検証する。
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