丸辰(岐阜県土岐市)が運営する次世代住宅ポイント交換商品カタログサイト「タクポ」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、ポイント発行申請期間が延長したことを受け、「次世代住宅ポイント」に関する調査を実施した。その結果、次世代住宅ポイント所有者のうち、43.9%が「ポイント未交換」であることがわかった。住宅購入・建築・リフォームの検討・実施状況については、「検討しているが新型コロナウイルスの影響で延期している」と回答した人が、購入・建築では32.7%、リフォームでは69.3%となった。
次世代住宅ポイントを知っている人を対象に、ポイントの申請と商品交換期間が延長になったことを知っているか尋ねたところ、「ポイント申請の延長」は55.1%、「商品交換期間の延長」は44.9%が「知っている」と回答した。
次世代住宅ポイントの公式サイトを見て、ポイントの制度が「理解できた」人は27.0%。新型コロナウイルス感染症対応に関しては27.5%だった。次世代住宅ポイントについてわかりづらいと感じる点としては、「適応される住宅や施工」(47.9%)との回答が最多。次いで「付与されるポイント」(35.6%)、「申請の方法」(32.9%)となった。
新型コロナウイルスの影響を受け、今、次世代住宅ポイントを交換するならば何と交換するか尋ねたところ、回答トップは「空気清浄機」(44.8%)だった。次いで「寝具・枕」(20.8%)、「体温計」、「圧力鍋」(18.0%)となった。新型コロナウイルスの影響を受け、「必要だと思うもの・欲しいと思うものが変わった」人は55.3%だった。
調査実施日は5月27日。自宅を購入・建築中・検討中の人/自宅をリフォーム中・検討中の人/次世代住宅ポイント所有者を対象に、インターネット調査を実施。回答者数は400人。
次世代住宅ポイント制度は、消費税率10%が適用される一定の性能を有する住宅の新築やリフォームに対して、様々な商品と交換できるポイントを発行する制度。新型コロナウイルス感染症対応として、ポイント発行申請・商品交換申し込み期間が延長となった。延長以降のスケジュールは、ポイント発行申請が2020年6月1日~8月31日。商品交換申し込み期間が2020年6月1日~11月30日。
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