ベイシス(東京都品川区)は6月10日、IoT等通信設備工事分野において、デジタル技術を活用した新型コロナウイルス対策を開始したと発表した。
作業者は、工事現場に出発する前にスマートフォンから「発熱有無」「症状(せきなど風邪の症状、強いだるさ・息苦しさ)有無」「マスク着用有無」を、同社が開発した現場管理システムに登録。情報を一元管理することで、管理者が感染の疑いがある作業者や予防不足の作業者がいないことを、速やかに確認できるというもの。情報の抜け漏れや不備を防止し、エビデンスを残すことでより安心して現場工事を進めることができるという。
同社は、作業者の服装や従事者証、必要工具などを現場管理システムに登録する「出発前登録」を実施し、工事現場でのトラブルや作業ミスを未然に防ぐ取り組みを行っている。今回、新型コロナウィルス対策に活用することで、現場の安全と安心を確保していくという。
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