浪速工作所(大阪府堺市)は、足場解体作業で使うアンカーボルト穴埋め部品「アンカーベ」を開発、6月に販売を始める。
集合住宅の外壁塗装では、建物と足場をアンカーボルトで固定するため、足場解体時の建物にアンカーボルトの穴が残る。この穴を埋めるべく、シーリング材によるタッチアップ作業が行われるが、シーリング材が垂れて見た目を損なう、穴埋め1カ所あたり120秒かかり解体しながらの高所作業は危険をともなうなど、美観・安全性の面で課題があった。
そこで、穴埋め作業に特化した専用部品として、きれいな仕上がりにこだわった「TYPE-A」と、ワンタッチ式で省施工にこだわった「TYPE-B」の2種類をラインアップ。
壁のデザインになじむよう、「さざ波」「ゆず肌」など5つの模様をそろえ、挿入後に微調整ができるドライバー溝ありとなしを選べるようにした。穴に部品を入れたのち、ハケなどで塗装して完成する。
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