国土交通省は6月5日、東日本大震災における被災者の住まいの確保に関する見通しについて、災害公営住宅及び民間住宅等用宅地の整備に係る工程表をとりまとめた「住まいの復興工程表」を公表した。岩手県、宮城県及び福島県からの報告に基づき、2019年9月末現在から2020年3月末現在に更新したもの。
災害公営住宅の整備に係る進捗状況では、2020年度末までに岩手県で概ね5800戸、福島県で概ね8000戸がそれぞれ工事終了の見込み。宮城県は2018年度末で工事が終了した。
民間住宅等用宅地の整備に係る進捗状況では、2020年度末までに岩手県で概ね7400戸が供給見込み。宮城県と福島県では、2019年度末までにそれぞれ概ね8900戸、1900戸が供給され、工事が終了した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。