不動産業界向けマーケティングオートメーションツール「KASIKA」を運営するCocolive(ココリブ、東京都千代田区)は6月5日、カーサ・プロジェクト(東京都渋谷区)と戦略的業務提携を締結したと発表した。
業務提携により、「KASIKA」に、「casaのコンテンツを利用した自動シナリオメール生成」と「ページ閲覧情報の共有」の2つの機能が追加される。
シナリオメールの自動生成機能では、カーサ・プロジェクトが提供する住宅商品「casaの家」のコンテンツを利用したシナリオメール、「casaの家」のギャラリー情報を元にした施工事例のシナリオメールなどが作成できる。すべてコンテンツ自体はカーサ・プロジェクト本体ホームページなどのものだが、メールのヘッダー・フッターは工務店独自のものに変更できるため、自社のオリジナルコンテンツとして配信できる。同機能を活用し、少ない手間で充実したシナリオメールを配信し続けることで、中長期顧客とより良い関係性を築き上げ、来場率を底上げすることが可能になるという。
ページ閲覧情報の共有機能では、顧客のサイト上での活動履歴を、自社ホームページだけでなく、カーサ・プロジェクトの本部サイトやオウンドメディア「#casa」のものまで可視化できる。カーサ・プロジェクトの住宅商品は、シリーズごとに公式サイトが設けられ、仕様などが細かく解説されているため、顧客がこれらのページをどの時間、どのくらいの頻度で見ているのかを把握することにより、購買意欲や興味関心、ニーズを探ることが可能になる。
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