矢野経済研究所は、「照明市場に関する調査結果2011」を発表した。
2010年の一般照明用途の照明総市場規模は前年比103.9%の7510億円だった。省エネ法の改正でLED照明をはじめとする高効率照明への切り替えが照明市場規模を押し上げた。2011年については、東日本大震災に伴う節電・省エネニーズの高まりから、高効率照明への需要がさらに拡大、市場規模は2010年比106.7%の8013億円を見込む。
また、2010年のLED照明の市場規模は前年比200.5%の750億円で、2011年においても2010年比185.7%の1393億円を見込む。蛍光ランプを代替するようになりつつあるLED市場が、今後も引き続き拡大していくものと推測する。
調査期間は、2011年9月から11月。照明市場参入企業、電設資材卸事業者、関連業界団体等に直接面談、電話アンケート、文献調査を併用して行った。
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