エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ(NTTメディアサプライ、大阪市)は6月2日、マンション管理業務の効率化と、入居者利便性向上による物件付加価値向上を両立できるIoTプラットフォーム「Do Home Connect」のサービス提供を開始した。
同サービスでは、マンション管理会社等に提供するWeb管理画面から、入居者専用アプリケーションに対して、「お知らせ」や利用に関する情報(規約・マニュアル等)の配信が可能。チャットでの問合せ対応機能等も備える。
また、専有部に設置するIoT機器と入居者専用アプリケーションにより、赤外線に対応した家電製品の一括制御や、温度/湿度センサーとの連動によるエアコンの自動制御、開閉センサーとの連動による簡易セキュリティ機能等も利用可能。
スマートロックは、ICカード、暗証番号、アプリケーション等の様々な開錠方法に対応する。空室時は、内覧や清掃のタイミングで外部業者にワンタイムパスワードを発行できる。IoTに関する入居者からの問い合せは、同社の専用サポートセンタで対応する。
同サービスの活用により、マンション管理会社等は大がかりな工事を行わず、低コストで「IoT対応マンション」を実現できる。また、簡易セキュリティ機能の利用などにより、入居率/定着率の向上が期待できる。提供エリアは全国。
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