クリエイト礼文(山形市)は6月3日、同社が建設を手掛けたサッカーJ2・モンテディオ山形(運営:モンテディオ山形、山形県天童市)のクラブハウスが5月31日に完工したと発表した。創業30年目にして初の大規模建築となる。
建築面積1227.53m2、地上2階建ての2×4工法で、床組みと小屋組みでトラスを採用したことで大空間が実現できたという。ユニテハウスの基本建物(間口3間×奥行6間、36坪)11戸分の組み合わせが考え方の基本となっており、同社のこれまでの戸建て住宅での経験や実績が生かされたものとなっている。
同社は昨年11月にモンテディオ山形とクラブハウス建築契約を締結し、今年1月10日に着工。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により不安が漂う中、「施工チームは、社員、工事従業者から絶対に感染者を出さないという強い意志のもと、徹底した感染予防対策により日々の施工を実施。結果、一人の罹患者及び事故なく完工できた」と同社は話す。
6月5日に、十分な感染予防対策をとったうえで落成式が執り行われる。
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