積水ハウス(大阪市)住生活研究所は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により全国で外出自粛が広がる中、その生活実態についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表した。家で過ごす時間が増えたことにより「ストレスが増えた」人は全体で60.7%。男性51.3%、女性70.0%となった。
夫婦どちらかが在宅勤務をしている割合は47.0%。アンケート回答者自身が在宅勤務をしている人(29.3%)を対象に、在宅時間が増えたことで不満に思っていることについて尋ねたところ、最も多かった回答は「運動不足」(37.5%)だった。次いで「家庭でのストレス増加」(23.9%)、「家計の出費増」(22.7%)、「家事量の増加」(20.5%)となった。在宅時間が増えたことで良かったと思うこととしては、「時間に余裕が持てる」(50.0%)が最多。次いで「通勤時間を気にしなくて良い」(45.5%)、「家族とのコミュニケーションが増えた」(39.8%)となった。現在、在宅勤務中の人のうち、「今後も在宅勤務をしたい」と答えた割合は 86.4%だった。
調査時期は5月。調査対象は、全国の20~49歳の小学生以下の子どもがいる男女300人。
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