パナソニック(大阪府門真市)は6月2日、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えたことを受け、「在宅勤務で気になった住環境の課題に関する調査」と題した調査結果を発表した。在宅勤務で気になった住環境は「ほこり」が多く、電気代の増加も気になるという回答が多かった。新型コロナの影響で在宅勤務を週の半分以上実施している20~60代の社会人1413人を対象に調査した。
在宅勤務でより気になった住環境は「ほこり」が最多で36.5%、次いで「風通し」26.5%、「汚れ」26.1%、「気温」25.6%だった。日頃から気にしている住宅内環境についても「ほこり」が52.5%でトップとなっている。
空気環境によって業務に支障があったかについては「ある」が19.1%、「どちらかいうとある」が22.6%と全体の41.7%が支障があったと回答した。業務に影響した空気環境は「気温」が63.5%、「ほこり」が43.8%、「湿度」が39.0%。
在宅勤務を始めてからの月当たりの電気代については、57.5%が高くなったと回答。高くなったうち最多は「1000円以上」が24.8%、「1000円未満」が14.1%、「3000円以上」が11.5%、「5000円以上」が3.8%、「1万円以上」が3.3%だった。
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