大崎電気工業(東京都品川区)とイタンジ(東京都港区)は6月2日、大崎電気が提供するスマートロック「OPELO(オペロ)」と、イタンジが提供するセルフ内見型賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」を連携させ、タイセイ・ハウジー(東京都渋谷区)が全国に展開する賃貸物件で内見・管理の無人化・非対面化を開始すると発表した。7月から、タイセイ・ハウジーが管理する8万4466件の賃貸物件で、 順次セルフ内見が可能となる。
これにより、入居希望者はスマートフォン1つで内見予約から入居申し込みまで、非対面での部屋探しを実現。賃貸不動産事業者は、内見時に鍵の受け渡しを行う必要がないため、営業時間短縮や在宅勤務などの新しいワークスタイルと、物件管理における安全性の担保を両立させることができるという。
「OPELO」の空室・入居モード切替機能によって、内見用に設置したスマートロックを入居後も使用できるため、コスト削減と物件の価値向上にもつながるとしている。
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