パナソニック(大阪府門真市)は、「パナソニックセンター大阪」の2階をリニューアルし、6月8日から新たなコミュニティエリアとしてオープンする。
“都市の中の居心地のよい森”をコンセプトとした同エリアは、交流スペース「Re-Life サロン」と、カフェ「Re-Life ON THE TABLE」で構成されている。また、6月22日には、体験型の実験スペース「Re-Life ラボ」を併設する形でオープンする。
「Re-Life サロン」は、暮らしにまつわるイベントを開催する交流スペース。同社の空間ソリューション技術を活用し、森の中にいるような音環境(鳥のさえずりや小川のせせらぎ)や、季節や時間の移ろいを感じられる演出(木漏れ日の陰影、風の視覚化)などを実現している。
「Re-Life ON THE TABLE」は、食を通じて新しいくらしのヒントを発見できるカフェ。生産者やシェフによる実演・セミナーの開催、レシピ動画の配信を実施する。また、プラスチックごみ低減に貢献する食器「セルロースファイバーカップ」を販売するなど、環境に優しい食のライフスタイルの提案・発信も行っていく。
「Re-Life ラボ」は、映像・音響・気流の技術を融合して、多様な空間を作り出せる実験スペース。高輝度マルチディスプレイ、ビルトインサウンドシステム、映像から直接出てくるように感じる気流などで構成されている。カメラやバイタルセンサーなどで来場者の反応を計測し、そのデータを新しい技術開発のために提供してもらう共創プログラムも実施する。
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