不動産経済研究所(東京都新宿区)は、首都圏におけるコンパクトマンションの供給動向をまとめた。コンパクトマンションは、住戸占有面積30~59.99m2で、ワンルームとファミリータイプの中間に位置する単身者・DINKS向けの物件のこと。
2010年度の供給戸数は7667戸で、前年比1.3%増加した。地域別にみると、都区部が75.0%と圧倒的で、神奈川県16.5%、埼玉県4.3%と続いた。平均価格は3829万円で、前年より9.1%上昇。
一方、2011年度上期の供給戸数は3411戸で、前年同期比217戸・6.0%の減少となった。平均価格は4014万円で前年同期より6.1%増に。調査を始めた2000年度以来、初めて4000万円台に乗った。
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