シャープの子会社であるAIoTクラウド(東京都江東区)は5月28日、関西電力(関電、大阪市北区)が提供する見守りサービス「はぴeまもるくん 家電情報を用いた見守りサービス」向けに、関電とサービス契約を結んだユーザー宅で利用されるシャープのAIoT対応冷蔵庫・空気清浄機のセンサーデータ提供を開始した。
AIoTクラウドの独自AIoTプラットフォームを通じてデータを集約、高次化し、生活データとしての利活用を進めるもの。シャープのAIoT対応冷蔵庫・空気清浄機の利用者は、同社のスマートライフアプリ「COCORO HOME」を利用し、機器とサービスの連携設定や、サービスリスト画面から「はぴeまもるくん 家電情報を用いた見守りサービス」へ簡単にアクセスできる。
「はぴeまもるくん」では、離れて暮らす家族の家に設置したシャープのAIoT対応冷蔵庫・空気清浄機の利用データを使い、その家族の普段の生活をさりげなく見守ることができる。冷蔵庫のドアの開閉や、空気清浄機のセンサー反応があると、メールやLINEで通知するサービスにも対応する。プライバシーに配慮しながらきめ細かく様子を見守れるほか、監視カメラの設置には抵抗があるという人にも利用を提案する。
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