国土交通省は5月29日、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応して、誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進する「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」を行う民間事業者等の募集を開始した。
主な要件は、「高齢者等の居住の安定確保及び健康の維持・増進に資する住まいづくり・まちづくりの推進の事業成果に関する情報を公開するものであること」、「新たな技術やシステムの導入又は多様な世帯の互助や交流の促進に資すること」等。
提案の対象事業は、(1)5つのテーマによる「課題設定型」、(2)事業者が事業テーマを提案して行う「事業者提案型」、(3)(1)・(2)の事業化に向けた、調査・検討を支援する「事業育成型」。(1)のテーマは、「多様な世帯の互助を促進する地域交流拠点の整備」、「効果的に見守る高齢者向け住宅の整備」、「長く健康に暮らせる高齢者住宅の整備」、「早めの住み替えやリフォームに関する相談機能の整備」、「住宅団地の再生につながる地域の居住継続機能の整備」。
補助率は、建設工事費(建設・取得)が10分の1、改修工事費が3分の2、技術の検証費が3分の2、等。
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