YKK AP(東京都千代田区)は6月8日、年々大型化・広域化する台風対策として、従来比1.5倍の耐風圧性能を備えた木造住宅用窓シャッター「耐風シャッターGR」を発売する。
風速62m/s時に、風下側で発生する風圧力(負圧)に耐える耐風圧性能1200Paを確保。標準シャッターの耐風圧性能が800Paであるため、その1.5倍に相当する。
また、強風による飛来物の衝突性能も確保(JISガラス試験Cランク相当)。重さ2kgの木材が時速44kmで衝突してもシャッター部でガードし、窓ガラスへの直接の衝突・ガラス破損を防ぐ。
新商品は、同社の高性能樹脂窓「APWシリーズ」をはじめ、新築用のすべての引違い窓(非防火・防火用)、リフォーム用「マドリモ シャッター」(非防火用)に対応。
また、これまでシャッターが設置できなかった場所や雨戸付きの窓でも、シャッター付きの窓に交換できる。
同社では、窓の防災・減災対策として、引違い窓には今回の「耐風シャッターGR」を、シャッターが付かない小窓には高強度アルミ樹脂複合窓「エピソードNEO-R」+「防災安全複層ガラス(60mil)」の組み合わせを提案していく。
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