工務店の設計担当者らが木構造や住宅の耐震化について学ぶ構造塾(塾長=佐藤実・M’s構造設計代表)は今年、新型コロナウイルスの影響などを踏まえ、リアルの講座開催を当面見送り、新たに開設した「構造塾チャンネル」を通じてウェブ上でリアル版と同じ内容の講座を展開する。ウェブ講座は、オンライン会議システム「Zoom」を活用したライブ配信と、繰り返し受講できるようライブ配信を録画したものをオンデマンドで配信する2本立てで提供する。
内容は、これまで全国各地で継続開催してきたリアル版と同じで、1~3年目の基礎講座と4~5年目の応用講座(旧マスター講座)。基礎講座では4号建築物の仕様規定や基礎と上部構造の関係性、架構設計や構造計画などを学べる。応用講座では、許容応力度設計の基本的なスキルを身につけることができる。5月~来年3月までの間に基礎講座は15回、マスター講座は10回のライブ配信を行い、それぞれ録画動画をオンデマンド配信する。
構造塾チャンネルでは、このほかにも、地盤講座やリフォーム・リノベーション講座、ツーバイフォー講座、佐藤塾長が自著『楽しく分かる!木構造入門(改訂版)』について解説する講座など、年間100本以上の講座を動画で配信する予定だ。また、Zoomによりウェブ相談・コンサルティングなどのサービスも提供する。
詳細および登録申し込みなどは、こちらから。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。