建築の色彩計画「Color Telling(カラーテリング)」を提供するコトナ(東京都目黒区)は、マンションの大規模修繕工事に特化した、塗り替え時のカラーデザインサービス「Color Telling Repaint(カラーテリングリペイント)」を6月1日から提供開始する。
専門知識がなくても利用できるようパッケージ化したサービスで、VRによる現地確認など、IT技を活用することで遠隔地の物件にも対応。国内外300棟以上の建物の色彩計画を提供してきた専門家が、マンション外観のカラーデザインを提案する。ビジュアル資料(カラーパレット・カラーレシピ)とガイドブックがセットになっており、「モダン」「ナチュラル」「エレガント」など6つのテイストを標準化。実際の建物の写真を加工して提案するため、施工後の雰囲気がわかりやすくなっている。施工会社には、すぐに工事が始められるよう塗料の色番号を記載した資料を提供する。
料金は、ベーシックプラン30万円~(デザイン1案)、スタンダードプラン45万円~(2案)、プレミアムプラン60万円~(3案)の3プランを用意。それぞれ100戸以下、150戸以下、200戸以下と建物の規模に応じた価格設定となっており、ローコストでマンションの資産価値を高めることができる。
同社は、住宅ストックの増加と「物件の外観」が重視される傾向が高まっていることから同サービスを開始。また、SDGsの目標である「住み続けられるまちづくりを」に「色彩によって住宅ストックの価値を高める」ことで応えている。
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