永大産業(大阪市)は5月22日、2020年3月期連結業績を発表した。売上高は前期比1.9%減の571億1900万円、営業損失は7億5000万円、経常損失は6億4700万円、純損失は9億3400万円だった。2018年の台風被害の影響で減少していた売上高の回復が、新設住宅着工戸数の減少や山口・平生事業所内のパーティクルボード工場閉鎖によって想定より遅れたことに加え、物流費用の高騰などの影響もあり赤字を計上した。
セグメントごとの業績では、住宅資材事業の売上高が同0.2%減の513億6500万円、セグメント利益が6億2000万円。木質ボード事業の売上高が同15.6%減の55億9800万円、セグメント利益が同25.4%減の3億2000万円。不動産有効活用事業と太陽光発電事業を合わせたその他事業の売上高が同0.5%増の1億5400万円、セグメント利益が同6.1%増の7800万円だった。
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