LIXIL(東京都江東区)は、本社ビル「WING」の新棟である「HOSHI」のファサードに、自然換気と空調制御を組み合わせた新技術「ハイブリッド環境制御システム」を導入した。
気温・湿度・天候・花粉といった外部環境と内部環境を約80のセンサーで計測してリアルタイムで快適指数を解析し、窓・空調を自動制御する技術。
同社では「呼吸するオフィス」と呼び、今後はこれらの解析・実験データを使って自然換気の有効性を検証していくとする。
さらに、Low-E複層ガラスをカーテンウォールユニットに直接接着することで外観のフレームレス化を図り、高いデザイン性・断熱性・省施工性を実現する「4辺SSG構法」を国内で初採用している。
新本社ビル「WING」は、今回の「HOSHI」のほか「KAZE」「HIKARI」「NIJI」の4つの棟で構成され、5000人超の従業員が収容可能とする。
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