パナソニック(大阪府門真市)はこのほど、掃除や洗濯を自分で行う20~50代の共働き男女を対象に、「梅雨時期の暮らしの困りごと」に関する調査を実施し、その結果を発表した。梅雨時期にカビの発生が気になる場所として最も多く挙げられたのは「浴室」(75.9%)。次いで、「エアコン、エアコンの中」(52.6%)、「窓」(49.1%)、「洗濯槽」(47.4%)、「カーテン」(44.8%)となった。
梅雨時期の暮らしで困ることを尋ねたところ、最も多かった回答は「洗濯物が乾かない」(58.1%)。「部屋干しした洗濯物のニオイ」(46.8%)、「布団が干せない」(42.4%)と続いた。また、「タオル類のニオイ・雑菌繁殖」(37.0%)、「洗濯機のカビ、洗濯槽についてくるカビ」(19.3%)など、衛生面に困っているとの声も聞かれた。梅雨時期、自宅の衛生環境が「気になる」と答えた人の割合は82.7%だった。
困りごとに対して何か対策を講じているか尋ねたところ、ほとんどの項目で「対策していない」との回答が5割以上を占めた。対策していない理由としては、「方法が分からない」が各困りごとのトップとなった。
調査期間は4月28日~30日。回答者数は800人。
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