住宅・不動産情報のポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストは、会員である不動産会社への課金体系を今年1月に「掲載課金式」から「反響課金式」に変更したことで、サイト掲載件数が今年10月平均で351万4662件となり、前年同月と比べて62・2%の増加となったと発表した。
従来の掲載課金式では、サイト掲載時点で課金されるのに対し、反響課金式では掲載自体は無償とし、エンドユーザーからメールや電話による問合せ件数に応じて課金する。
人口減少により物件の空部屋・空き家率が高まるなかで、サイトに物件掲載をしても反響がないことを懸念する会員会社により、物件情報の滞りが起こること防ぐために対処したもの。いわゆる「おとり物件」の排除にも効果があるという。
同社では現在、賃貸・売買、中古・新築問わずにキーワードで横断的に物件が検索できるサイトの開発をすすめており、掲載物件数の増加を新たな検索機能の充実につなげる。
一発横断検索の試作版は、同サイトトップページから。
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