リクルート住まいカンパニー(東京都港区)は5月20日、関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)の居住者を対象に実施したWEBアンケート形式による「SUUMO住みたい街ランキング2020 関西版」を発表した。
総合ランキングでは「西宮北口」(阪急神戸線)が3年連続の1位に選ばれた。阪急神戸線では、「西宮北口」をはじめ、「梅田」「神戸三宮」「夙川」「岡本」の5駅がトップ10にランクインした。総合2位は「梅田」(地下鉄御堂筋線)。御堂筋線では「梅田」「なんば」「天王寺」「江坂」と、直通の北大阪急行の「千里中央」を合わせて5駅がトップ10入りした。「天王寺」は昨年と比較して得点が大幅に上昇した。これらの2沿線以外では、JR東海道本線の「京都」が唯一のトップ10入りとなった。
穴場だと思う街(駅)ランキングでは、2年連続で「尼崎」が1位。昨年のトップ10と比べると、5駅が入れ替わる結果となった。「千里中央」は昨年13位から今年3位と大幅に順位を上げた。そのほか、「明石」と「園田」が8位にランクインした。
住みたい自治体ランキングでは、「兵庫県西宮市」、「大阪市北区」、「神戸市中央区」が昨年に続いてトップ3となったが、いずれも得点は下がった。大阪府では、「大阪市」の3区と「吹田市」、「豊中市」がトップ10入り。兵庫県では、「神戸市」の2区のほか、「西宮市」「芦屋市」「明石市」がトップ10入りした。そのほか、京都府では「京都府京都市中京区」が最上位で11位、滋賀県の最上位は14位「大津市」、奈良県の最上位は15位「奈良市」だった。
同調査の対象は、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)在住の20歳~49歳の男女。本調査の有効回答件数は4600人、調査期間は1月6日~12日。
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