マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、3回目となる「スマートスピーカー(AIスピーカー)」 に関する調査を実施し、その結果を発表した。自分または同居家族が「スマートスピーカーを利用している」人の割合は9.5%。第2回調査と比較し、3.1ポイント増加した。
利用者を対象に、スマートスピーカーで利用している機能を尋ねたところ、最も多かった回答は「天気予報を聞く」(56.6%)。次いで「音楽を聴く」(47.8%)、「ニュースの読み上げ・画面表示」(36.2%)となった。「アラーム・タイマーの設定」、「言葉の意味を調べる・翻訳」、「時刻の確認」は各20%台だった。「ニュースの読み上げ・画面表示」は男性、「アラーム・タイマーの設定」は女性で比率が高かった。Amazonのスマートスピーカー利用者では、「天気予報を聞く」、「音楽を聴く」が7割前後となった。
スマートスピーカーの認知率は8割強。「どのようなものか、内容を知っている」が31.7%、「聞いたことがある程度」が49.4%だった。
スマートスピーカーの利用意向を示した人は19.0%。自分だけで利用している人では8割弱、自分を含む同居家族で利用している人では9割弱、利用していない人では1割強となった。
利用意向者に対し、スマートスピーカーで利用したい機能を尋ねたところ、最も多かった回答は「天気予報を聞く」(60.5%)だった。「音楽を聴く」、「ニュースの読み上げ・画面表示」、「言葉の意味を調べる・翻訳」が各40%台となった。購入時の重視点は、「本体価格」と「メーカー・ブランド」が5割前後。「AIアシスタント」、「音声認識の精度」、「操作のわかりやすさ」が各4割弱となった。
調査期間は4月1日~5日。調査対象は、同社が運営するアンケートサイト「MyVoice」の調査モニター。回答者数は1万241人。
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