リフィード(福岡市)は、同社が工務店などに提供している新築仕様決めシミュレーター「イエプロ」が、オンラインショールームなどの非接触での接客で有効利用できるとして、このほど工務店に向けて提案を開始した。同社では「オンラインで即時対応することで顧客満足の向上を図り、完工までの工期短縮にも繋がる。今こそオンラインでの住宅の仕様決めをおすすめしたい」と訴える。
「イエプロ」は、これまで新築住宅の仕様決めの際に使用していたカタログやメーカー仕様書、セレクトシート等の情報をシミュレーターに登録して、パソコンやタブレットだけでスムーズに仕様決めが行えるシステム。見積りや仕様決めシートは自動作成されるので作業時間が削減され、また人的ミスが起きにくくなり、提案ミス、発注ミス等を防ぐメリットもある。
「イエプロ」をオンラインで画面共有することで仕様の説明、商品特徴、カラー、追加オプションなどを確認しながらオンライン接客が可能となる。オプション、追加の差額はその場で確認し提示できる。打合せ後はその都度、商品プランボードと差額見積書が自動作成され、QRコードで読み取ることもできる。また自社に合ったオリジナルデザインや、会社の規模や業態に応じて仕様や機能を追加するなどのカスタマイズができるのも特徴。
今後は新機能として、施主側からアクセスして自邸の仕様を確認できるセルフ利用機能や工務店ごとの仕様書自動出力などの機能追加が予定されている。
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