飯田グループホールディングス(東京都武蔵野市)は5月15日、2020年3月期決算を発表した。売上高は前期比4.2%増の1兆4020億1900万円、営業利益は14.0%減の835億1300万円、当期純利益が17.9%減の537億5200万円。売上高は過去最高となったが、人件費を中心にコストが上昇し減益となった。
戸建分譲事業は売上高が2.1%増の1兆2159億5300万円、営業利益の前段階となる売上総利益は3.9%減の1675億6700万円だった。販売棟数は2.5%増の4万5773棟。販売棟数は増加したが人件費など原価の上昇に加え、仕様が上がったものの価格に反映できなかったことなどで減益になったという。
2021年3月期の業績予想は新型コロナウイルスの影響で見送った。
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