住宅ローンテック企業iYell(東京都渋谷区)の子会社、住宅ローンの窓口は5月15日、百五銀行(三重県津市)と提携し、住宅ローンの件数増加と業務の効率化を図る「iYell住宅ローンプラットフォーム」の提供を開始したと発表した。
「iYell住宅ローンプラットフォーム」には、iYellが提供するスマホアプリ「いえーる ダンドリ」を利用する全国2000社の住宅事業者の案件や「いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINE」などから住宅購入や住宅ローン借り換えの見込み客データベースが自動的に流入するので、銀行にとっては新たな営業チャネルができるとする。
また、これまで住宅ローンに不慣れな住宅事業者が行っていた書類の取得や補完を、住宅ローンのプロが行うことで書類が完備されている状況で受付ができ、案件の処理時間が短縮されるというメリットもある。
iYellでは今後も地方金融機関を中心に提携を推進していくとしている。
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