大東建託グループ(東京都港区)は5月16日、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため一定期間の閉鎖を行っていた大東建託リーシング(東京都港区)の全国236店舗の全店舗で営業を再開する。感染リスクの軽減策を講じたうえで規模を縮小して営業し、今後の政府や各自治体から発表される方針等を注視して随時対応を変更していく。
再開後の営業時間は11時〜18時(通常10時〜18時)。定休日は火・水曜日。感染リスクの軽減策として、来店は事前予約制とし、複数の客の同時来店を避ける。内覧では、現地での待ち合わせやオンライン内覧を推奨するほか、案内時は室内換気、手袋着用などを徹底する。契約時の重要事項説明はIT重説を推奨する。
店舗では、必要最小限の従業員による営業とし、その他の従業員は在宅勤務を継続する。また、1時間に1回以上の換気を実施し、座席は1組分を離して座るなどソーシャルディスタンスを確保して客対応を行う。カウンターにはアクリル板、店舗入り口には手指消毒液を設置するほか、空間除菌用の次亜塩素水対応加湿器を順次設置する。
店舗での客への飲料の提供は、給茶機を廃止し、ペットボトルで提供する。客対応終了の都度、カウンター、椅子等のこまめな消毒を実施する。従業員については、マスク着用、手洗いうがい、毎朝の検温報告等を徹底する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。