住友不動産(東京都新宿区)は5月14日、2020年3月期決算を発表した。売上高が前期比0.1%増の1兆135億1200万円、営業利益は6.8%増の2343億3200万円、経常利益は8.5%増の2205億2000万円、当期純利益が8.4%増の1409億9700万円。いずれも7期連続で過去最高更新となった。主力のオフィスビル賃貸部門は過去最高の売上高、営業利益。全棟リフォーム「新築そっくりさん」が計上棟数、売上高とも過去最高と好調で、注文住宅も合わせた完成工事事業部門は最高益となった。
完成工事事業部門の売上高は1.2%減の2189億3000万円(セグメント間取引23億900万円含む)、営業利益は0.8%増の205億8300万円。「新築そっくりさん」の計上棟数は169棟増の9301棟、注文住宅は255棟減の2626棟。売上高は「新築そっくりさん」が3.1%増の1198億100万円、注文住宅は7.1%減の867億8300万円。
2021年3月期業績予想は新型コロナウイルスの影響で、売上高が前期比13.2%減の8800億円、営業利益は12.9%減の2040億円、経常利益は13.8%減の1900億円、当期純利益が7.8%減の1300億円と減収減益の見通し。
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