ニコン・トリンブル(東京都大田区)は5月12日、ヘルメットと骨伝導ヘッドセットを組み合わせ、MR(Mixed Realty:複合現実)技術を使って施工BIMをストレスフリーで運用できる建築現場用デバイス「Trimble XR10」を発売した。
頭の動きを認識するヘッドトラッキング機能、手の動きを認識するハンドトラッキング機能を搭載し、マイクロソフト社のMRデバイス「HoloLens2」を使用することで、直感的な3Dモデル運用が可能に。ヘルメットと骨伝導ヘッドセットの一体化により、安全な管理環境のなかで作業員が直接3D施工データを扱うことができる。64万8000円。
また、別売のクラウドサービス「Trimble Connect for AR/VR」との併用により、設計データを簡単に3Dモデル化。図面の整合性を確認したり、建築工事と設備工事が干渉しないかどうかを現実空間に3Dモデルを重ねて表示することでチェックできる。
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