ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は、不測の事態で顧客の住宅ローン支払い能力が失われた際に、同社が住宅ローン9カ月分相当を支援するサービス「お住まいレス9(キュー)」の提供を5月7日に開始した。5月13日に専用サイトをオープンしている。
「お住まいレス9」は、もしもの時に、顧客が住宅ローン返済の負担に苦しまずに過ごせるよう対応するサービス。具体的には、対象物件購入後6カ月以内に、経済情勢の悪化により購入者の勤務先が倒産、もしくは勤務先の業績不振により解雇され収入が途絶えた場合に、住宅ローン返済の支援として、同社が顧客に対して見舞金最大45万円を支給する。同社によると、不動産業界初の取り組みだという。
給付金額は、同社物件の対象エリアにおいて、住宅ローンの返済額は月額5万円台が最も多いことと、失業保険給付期間を考慮し、 再就職決定後から収支が安定するまでの期間+αとして決定した。
「お住まいレス9」提供期間は5月7日~6月30日。順次対象エリアと対象期間を拡大していく予定だという。
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