国土交通省が11月30日に発表した10月の新設住宅着工戸数は、前年同月比5.8%減の6万7273戸だった。前の月に引き続き、マイナスだった。季節調整済みの年率換算値は77.4万戸と、前月比3.9%増だが、2カ月連続で80万戸を下回った。
利用関係別では、持家は前年同月比8.1%減の2万5581戸。2カ月連続で前年同月を下回った。年率換算値は29.6万戸と2カ月連続で30万戸を下回った。分譲住宅は戸建て住宅が、同1.2%減の9530戸と2カ月連続で減ったが、マンションは7.5%増の8775戸と前の月の減少から再び増加に転じた。