日本能率協会(東京都港区、山口範雄会長)と日本インテリアファブリックス協会(東京都港区、吉川一三会長)は、来年の第34回ジャパンホーム&ビルディングショーとジャパンテックス2012を合同開催することを決定。11月29日、東京・千代田区で調印式を行った。
会期は2012年11月14日~16日。東京ビッグサイト東ホールを会場に「ホーム・ビル&インテリアWEEK」として開催する。住宅建材・設備の展示会とインテリア製品の展示会をワンフロアーで同時に行い来場者への価値を最大化。異なる業種間の交流とビジネス機会の増加を促し、出展者のメリットも高める。
ジャパンホームショーとジャパンテックスはともに、30年以上の歴史を持つ。前者は例年、出展450社・来場2万人の規模で開催し、主に住宅の構造や工法、部材、設備に関する情報を発信。後者は出展150社・来場1万7000人の規模で、主にカーテン・カーペットなど室内製品の情報を発信している。
来年は合同開催により、これまで展示のなかった分野を双方が補完。来場者は幅広い製品をワンストップで見られるようになり、出展者は接点のなかった企業へのPR機会をもてる。展示規模は出展600社・来場4万人に拡大する見通し。両協会はお互いの運営ノウハウを持ち寄り、相乗効果を最大に発揮させたい意向だ。
日本能率協会の中村正己理事長は「しっかりしたコラボレーションで出展者・来場者にメリットを提供し、新たなビジネスチャンスを創出したい」とあいさつ。日本インテリアファブリックス協会の吉川一三会長は「パートナーに恵まれ、間違いなく『果実』が得られるだろう」と話した。
※写真は合同開催の調印を行った日本能率協会の中村正己理事長(左)と日本インテリアファブリックス協会の吉川一三会長
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